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西川口・並木地区の歴史
並木地区の前身は、古くは徳川家康が関東に入って天正18年(1590年)からの時代に遡り、以来400年の時を刻んでいる。風土記によると、正保元年(1644年)ごろ横曽根村・並木地区が発祥、特に元禄8年(1695年)酒井河内守による検地から大きく繁栄し始めた。稲作を中心とし、さらに,紙漉業として江戸市場向けの浅草紙(再生紙)も生産していた。その後、多くの先人たちの努力により、今日に至っている。
江戸時代 (1644年)
正保元年
横曽根村・並木地区の地図
(1680年代)
元禄年間
横曽根村・並木地区の地図
(1680年代)〜
(1860年代)
元禄年間、宝暦年間
享和年間、安政年間
慶応年間等
古文書
元禄12年(1699年) 宝暦5年(1755年) 享和元年(1801年)
嘉永6年(1853年) 安政6年(1859年) 慶応2年(1866年)
(1818年頃)
文政年間
掛け軸 (狂歌)
着物
(1842年)
天保13年
(1854年)
嘉永7年
年貢帳
(1859年)
安政6年

明治時代 (1868年代)〜 横曽根村・並木地区の村誌
明治7年 小学読本
明治8年 地券
明治23年 教育勅語
勅語
(1904年)
明治37年
宣戦詔勅(日露戦争)
(1905年)
明治38年
日露戦争時
徴兵名簿等

横曽根村役場の地租額
(1905年)
明治38年
日露戦争戦勝記念の杯
明治39年 戸籍事務取扱補則
(1910年)
明治43年
荒川の氾濫
(国道17号線、戸田村付近)
(蕨駅)
大正時代 (1914年)
大正3年
蒸気機関車の火の粉による並木地区の家屋の火災焼失記録文書
大正10年 横曽根村 村議会議事録
大正11年 川口警察署新築祝いの杯
昭和時代 (1933年)
昭和8年




昭和天皇、陸海軍写真集
(1941年)
昭和16年
大東亜戦争記念のお盆
(太平洋戦争)
並木町駐在所新築祝のお盆
(1960年)
昭和35年




西川口駅東口・ロータリーの様子
東北線西川口駅方面を見る
(1984年)
昭和59年
西川口駅開業30周年記念切符



西川口、並木地区の年表
天正の末(1590年)頃 徳川家康が関東を支配
徳川幕府の直轄地で戸田領に属し、その後、武蔵国、足立郡、横曽根村といわれた
風土記によると並木 新田、新堀、原、塚越(蕨)、樋口、の地名が既に記録に出ている。
正保(1644年)の頃 西川口の前進、横曽根村(並木)成立
稲作が中心。紙漉業、江戸市場向けの浅草紙(再生紙)を生産する。
元禄7年(1694年) 蕨宿 助郷村として定められる
元禄8年(1695年) 幕府役人  酒井河内守が横曽根村・並木地区の検地を実地
宝永2年(1705年) 足立坂東三十三札所創設 二十六番札所として並木堂創設並木観音が建立
延享元年(1744年) 検地による新田開発が堀江荒四郎により完成
文久元年 皇女和宮中仙道通過に伴う、出動
明治元年(1868年) 明治維新
明治4年 埼玉県が誕生(浦和県、大宮県、を廃止)
明治22年 市町村制施行により飯塚村、浮間村、横曽根村を合併
北足立郡、横曽根村、大字横曽根、字、並木、として自治体開始 
明治37年 日露戦争 並木地区から出征  
明治43年 荒川氾濫(熊谷方面まで被害甚大) 
大正3年3月 蒸気機関車の火の粉のため東北線沿い(並木地区)の家屋多数焼失。総裁に陳情
昭和2年 横曽根村耕地整理開始
昭和8年4月1日 川口市が誕生,(川口町、横曽根村、青木村、南平柳村 が合併) 
昭和14年 住居表示の整備により並木町が成立  
昭和16年 太平洋戦争開始 
昭和20年4月 米軍・B-29が並木1丁目、4丁目爆弾投下、並木4丁目で3人が爆死(防空壕直撃)
昭和20年 並木町会「竹やり部隊」結成
昭和20年8月15日 太平洋戦争終戦
昭和21年 農地改革開始
昭和26年頃 並木地区 区画整理開始
昭和29年4月1日 並木小学校開校、幸並中学校開校
昭和29年9月1日 国鉄西川口駅開業
昭和42年7月 埼玉国体開催 青木公園プールにて競技  皇太子来る(平成天皇)
昭和59年9月1日 西川口駅開通30周年記念
平成10年  並木地区「花のまちづくり運動」で建設大臣賞受賞
平成13年9月12日 まさき稲荷建立
平成14年4月 並木観音様本開帳。県内各地から参拝者約800名来訪
平成16年9月 西川口駅開通50周年記念
平成16年9月・10月 彩の国「まごころ国体」青木町公園で開催                               

平成17年7月26日

西川口東口商店振興会が 「花の街づくり」で内閣総理大臣賞を受賞
平成18年7月1日 西川口東口商店振興会が 「合格通り商店会」に名称変更
平成19年7月1日 商店会映画 「陽月鐘」 を上映     同時に 清酒「陽月鐘」を販売
並木地区の歴史を掲載するにあたり、川口市の歴史研究家による資料、川口市歴史編纂書、国立公文書館内閣文庫所蔵の「新編武蔵国風土記稿」を参考とし、その他推測している部分もあります。

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